ガラスの種類


フロートガラス

【透明ガラス】とも呼ばれます。
いわゆる一般的なガラスです。
強化ガラスや防音ガラスなども、フロートガラスを加工して製作されます。
フロートガラスの耐熱温度は、110℃となっています。
ただ110℃以下であっても、急激に冷えたり、冷えた状態のガラスに熱湯がかかるような急な温度変化では割れが発生します。
透明ガラスとも言われるフロートガラスの透過性は高く、紫外線の透過率は90%です。
また可視光線透過率も、およそ90%です。これはガラスが光を通す率のことをいいます。
単純に屋外と比べても、そのおよそ90%を受けていることになりますので、屋内であっても、窓際にいると暑くて、日焼けをしやすいのはこのためです。

フロートガラスに窓ガラスフィルムの貼付は?

ほとんどのフィルムの貼付が可能です。
遮熱したい、断熱したい、曇りガラスにしたい。。。などと言ったご要望やお困り事をフィルムを貼ることで解決できます。

強化ガラス

強化ガラスは、通常のガラス(フロートガラス)に熱処理を加えて、急激に冷却したガラスで、普通のガラスに比べて、約3.5倍~4倍の耐風圧強度を持つガラスです。
見た目は、フロートガラスとまったく同じで、通常人間の目では見分けることが出来ません。
そして、もうひとつ大きな特徴があります。
それは、割れ方の違いです。普通ガラスは写真のように、鋭く刃物のように割れるのに対し、強化ガラスは粉々に砕け散ります。
強化ガラスなら、割れた破片で手を切ったりするなど怪我はしませんが、普通ガラスはとても危険です。
強化ガラスの別名が、安全ガラスと呼ばれるのもその為です。

上の写真の通り、フロートガラスは割ると鋭く尖ってとても危険な状態になりますが、強化ガラスの場合は細かい粒状になります。
粒状になるので危なくはないですが、割れた時はガラス全体が割れてしまう為、実は防犯には全く効果がありません。

また強化ガラスの耐熱温度は、常用温度200℃ 最高使用温度200℃ です。
熱衝撃強度といって加熱したガラスに、水をかけて急激に冷やしても割れない温度は、強化ガラス5mmの場合だと約170度です。
ガラスは板厚が厚いほど熱を伝えきれなくて割れてしまいますのでご注意下さい。
※環境により多少耐熱温度が上下する場合があります。

学校や幼稚園、保育園などでよく使用される「強化ガラス」(安全ガラス)ですが、これは割れないガラスということではありません。
強化ガラスは、面で受ける様な力に対しては、普通ガラスの数倍の強度を持っています(例:強風、ボール、人体の衝突など)。
しかし、飛来物や石、堅い角のあるものが衝突したり、限界を超えたような力が加わると、粉々に砕け散ります(例:自動車ガラス)。

実は、ガラスメーカーでも強化ガラスには飛散防止フィルムを貼ることを推奨しています。
フィルムを貼っていれば、ガラスが割れても室内側に手を入れて解錠することが難しくなることもあり、防犯効果は確実にアップします。
「うちは強化ガラスだから大丈夫!」と、仰せになる方も多いのですが、強化ガラスの特徴などをご理解頂き、窓ガラスフィルムの施工をご検討頂ければと思います。

強化ガラスに窓フィルムの貼付けは?

可能です!
強化ガラスは割れにくいですが、割れないわけではなく、逆に割れた時は一瞬で砕け散ってしまいます。

つまり強化ガラスに最適なのは、割れた時にガラスの飛び散りを防ぐ、飛散防止フィルムになります。
飛散防止フィルムを貼ることで、万一割れた場合にも、フィルムで割れた(砕けた)ガラスが貼りついていますので、ガラスが飛び散る(飛散する)こともありません。

また強化ガラスは透明ですので、遮熱・断熱フィルムや防犯フィルムを貼ることも可能です。

網入りガラス

網入りガラスとは、ガラスに金網(ワイヤー)を封入したガラスです。この金網により火災時のガラスの飛散を防止します。

別名で線入りガラス、ワイヤー入りガラス、防火設備用ガラスとも言われています。
ヒシワイヤとクロスワイヤは建設省告示1360号に規定される防火設備用ガラスとして、延焼の恐れのある場所によく利用されています。
網入りガラスが使われるのは、主に飲食店やガソリンスタンドなど火を扱う店舗など、消防法で網入りガラス導入を指定された場所です。
最近、オシャレなガラスとして、テーブルトップや店舗などのデザインガラスとしても利用されるようになってきました。

金網がガラスの中に入っている為、普通のガラスより強度があると思われることがあり、防犯向けとお考えの方がいらっしゃいますが、実はそれは大きな間違いです!
専用のカッターで簡単に切断できて、同じ厚さのフロートガラスと比べても、同じ程度の強度しかないのです。

また、侵入者によってガラスが割られるような際、音もあまり出ませんし、ガラスも飛び散らない為、実は一番割りやすいガラスとも言えてしまうのです。
以上のことから、網入りガラスを防犯用と思われていた方は、注意が必要です!

網入りガラスに窓フィルムの貼付は?

貼ることは可能ではあります。
しかし、ガラスの中に金属である金網が入っているため、何も入っていない通常のガラスより熱を吸収しやすくなっています。
そのため、ガラス内に熱が留まってしまうことになるので、ガラスの熱割れの危険も高いです。
熱をガラスにこもらせないようにする対策が重要です。

注意事項

①ストーブ等の直接熱を加えるものを直接網入りガラスに当てない。

②カーテンや家具を網入りガラスに密着させない。

③網入りガラスに特殊な影を作らない。

上記のことから、網入りガラスに遮熱フィルムを貼る場合、フィルムの選定が重要になります。
飛散防止や防犯フィルムは問題なく貼れます。
遮熱用フィルムも網入りガラスに対応しているものも増えてきていますので、ご相談ください。

型板ガラス

ロールアウト製法によってガラスの片面に型模様をつけたガラスです。

曇りガラスとも呼ばれます。
ロールアウト製法とは、模様付きのロールと模様なしのロールの間にガラスの溶解生地を通して模様をつける製法です。
ローラーとローラーの間をガラスが通る為、ガラスに模様がつきます。
光を通しながら視線を遮りますが、日射透過率などは表面がフラットのガラスとあまり変わりません。
ガラスの片面が凸凹していて、もう片面はツルツルしているのが特徴です。
型板ガラスは室内の間仕切り、窓、玄関、浴室、など身近なところによく使われています。 おしゃれでいて、光を拡散してさらにプライバシーを守れる便利なガラスです。
日光取得率は普通のフロートガラスとさほど変わりありません。

型板ガラスには、主に種類が2つ。 薄型の梨地(2㎜)、厚型の霞(4mm or 6㎜) があります。

型板ガラスに窓フィルムの貼付は?

ツルツルした面(内側)に貼付可能です。
飛散防止フィルムや防犯フィルムをご検討頂いていることが多いです。

また凹凸面には、型板ガラス用のフィルムでしたら貼付が可能です。

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